なぜプロジェクトは失敗するのだろう - Borland -

http://www.borland.co.jp/alm/define/index.html

  1. 「要求の開発・管理を強化する」
    1. 開発環境を増強しただけでは、プロジェクトは救われないのでしょうか?
    2. 昔から「要求」はあったはず。なぜ今その問題が取り上げられるのでしょう?
    3. 要求は文書で管理しているけれど、それではうまくいかないのでしょうか?
    4. 「要求が誤っている」とはどういう意味でしょう?
    5. そもそも決まらない要求を、管理できるのでしょうか?
  2. なぜソフトウェア開発プロジェクトは失敗するのか?
    1. なぜプロジェクトのスケジュールは遅れるのか?
    2. 要求開発に潜む危険
    3. プロジェクトに変更はつきもの
    4. 要求の開発・管理を難しくする要因
      1. 最初から要求が決まっていることはない
      2. 要求の整理・分類が難しい
      3. 要求は変化する
      4. 要求の変化をうまく管理できない
    5. 変化への対応を妨げるもう一つの要因
      1. ドキュメントとソースコードが一致しない
      2. 進捗とステータスが不明
      3. バージョン管理や開発タスクが不完全
    6. これまでの管理ではなぜダメなのか
      1. 開発の初期段階で要求の誤りを発見できる網羅性
      2. 要求をチームで共有できる
      3. 要求単位で責任者、ステータス、変更を管理できる
      4. 要求の変化による影響を分析できる
    7. 管理のためのインフラを導入する

以上より、Borland社の提案は、
「これまでスプレッドシートワードプロセッサの文章に頼っていた管理を、システマティックに行うこと」


問題が「人」と「インフラ」にあるとすれば、後者のインフラ部分は解消するのかもしれない。

残る「人」の問題は、どの業界でも言えるのでしょうが、技術偏重型の業界では特に

要求の開発と管理は、まずは要求のヒアリングを行ってそれを文書化し、認識が正しいことを確認するといったプロセスです。

を出来ないことが、目立つのかもしれない。