名前を付けてやる

デザインパターンが効果を上げている理由は,パターンを抽出したことからではなく,パターンに「名前を付けた」という点である。共通の名前でもってコミュニケーションを取ることができれば,少ない言葉に,より多くの情報量を持たせられる。思考プロセスのような暗黙知になりがちな知識も伝えることすら可能になる。

定義できそうなパターンや事象を見付けたら「名前をつけてやる」。子供の時は「あだな」や「ニックネーム」を付けるのが得意だったのだが、大人になって忘れてしまった技のひとつ。